FC2ブログ

iPodで使うイヤホンとかヘッドホンのblog

Top Page › イヤホンレビュー › ETYMOTIC RESEARCH ER-3SEのレビュー
2020-02-01 (Sat) 22:45

ETYMOTIC RESEARCH ER-3SEのレビュー

サウンドハウスにて21,384円で購入。


主な特徴
・2017年11月18日発売開始。「ER4SR/ER4XR」より1年5か月遅れて発売となった。
・本体カラーは「ブラック」のみ。
・ケーブルの色は黒色。
・ケーブルの形状はY字型。長さは約1.2m。分岐前・分岐後ともに細めのケーブル。「ER4SR」と違い、2本の編み込み式ではない。
・ケーブルの癖は少し付く程度。ケーブル自体は非常にしなやか。
・ケーブルは着脱可能。MMCX端子を採用するが、本体側の端子の位置が深く、使えないケーブルもあるので注意。
・MMCX端子と言えば、端子がクルクルと回転する仕様だが、ER4SRは端子が回転しないよう工夫されており、一見ではMMCX端子仕様に見えない。
・タッチノイズは少しある。
・プレイヤーとの接続プラグは、L字型のステレオミニプラグ。
・イヤーチップはフォームチップ1セット、トリプルフランジSサイズ1セット(クリアグレー)、トリプルフランジMサイズ1セット(クリア)。
・装着方法は、通常のケーブルを垂らす装着方法でも、耳にケーブルを回す方法(いわゆるシュア掛け)でも問題無し。
・装着感は人によって大きく変わる。トリプルフランジはかなり耳奥まで入れるため、耳に合わない人は他社製イヤーチップの検討が必要かも。個人的には問題ない。
・小型のポーチが付属。「ER-4S」などと同じタイプ。内側にはメッシュポケットがある。
・デザインはいかにも耳栓だが、ハウジングにアノダイズド加工を施したアルミボディのため、これまでの機種よりは良くなっている。
・音漏れはほぼ無い。音抜けの穴も無い。図書館でも使える音漏れの少なさである。
・遮音性は非常に高い。
・音量は比較的取りやすい。iPod classicなら最大音量の6.5割程度で十分。
・音場はやや広め。立体感も感じられ、定位が良い印象。
・ドライバはシングルBAドライバー。

価格情報(レビュー掲載時点で)
・最安値はサウンドハウスの16,280円(税込)。
・私の購入価格は発売直後の価格。現在は値下げ後の価格。
・家電量販店では18,000円前後。
・現在、ETYMOTIC RESEARCHの正規代理店はサウンドハウスと完実電気(のはず。昔、サウンドハウスは直輸入品だった)。

「ER3SE」と「ER3XR」の違い
・音量の取りやすさを含めて、スペック上は全く同じ。
・「ER3SE」は「正確な原音再生を追求し、全帯域をバランス良く再生」「プロエンジニアやミュージシャンに最適なサウンド」とされている。
・「ER3XR」は「高解像度かつ、躍動感あるパワフルな低音」「ポータブル・オーディオ等でのリスニングに最適」とされている。
・要はチューニングの違いだけである。
・同社の「ER-4S」「ER-4P」も似たような違いであったが、インピーダンスが「ER-4S」は100Ω、「ER-4P」は27Ωと明確な差があった。
※「ER-4S」と「ER-4P」は生産終了と思われる。

音質、音域のバランス(トリプルフランジMサイズを使用・iPod classic直差し)
・音質は良い。
・音域のバランスはほぼフラット。
・高音域の量は十分。伸びは中々良い。痛さや鋭さは無い。少し派手さはあるが、癖らしい癖は無い。
・中音域の量感は十分。やや前面でクッキリした音色で主張する。落ち着きのある音色。
・低音域の量感も十分。こちらも癖らしい癖は無い。
・重低音の量感も十分。硬さや締まりが良い。ドスドスと重低音の効いた音色ではない。
・全体的に癖の無い音色が特徴。モニター的な音色だが、モニター用イヤホンに良く見られる「鋭さ」や「痛さ」はほぼ無い。
・ボーカルは男女ともに非常に得意。
・サ行は女性ボーカルでは少し痛い。男性ボーカルでは痛さはほぼ無い。
・ポタアン(Fiio A5)を使うと、全体的に情報量が大きく増加。更にクリアな音色に変化。変化の度合いは大きい。


「ER4SR」と「ER3SE」の違い(iPod classicのラインアウト接続でFiio A5から聴いた場合)
・倍近い価格差の2機種を比較しても「ER4SRの方が良い」で終わるが、「ER3SE」のレビューが「ER4SR」のレビューのほぼコピペになってしまったので少々追記。
・改めて比較すると、割と違いはある。
・「ER4SR」は非常にスッキリした音色で、音質面で軍配が上がる。
・「ER3SE」は特に低音~重低音の量感では「ER4SR」より多い。音質面では勝てないがコスパは良い。また、よりリスニング向きに感じる。
・「ER4SR」と聴いた後に「ER3SE」を聴くと、最初に感じるのが「物足りない」という印象であった。


音質☆☆☆☆★

音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆☆

オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は良い。
・音域のバランスはほぼフラット。
・全体的に癖の無い音色が特徴。モニター的な音色だが、モニター用イヤホンに良く見られる「鋭さ」や「痛さ」はほぼ無い。
・音漏れは無いと言って良い少なさ。遮音性は非常に高い。
・ボーカルは男女ともに得意。
・サ行は女性ボーカルでは少し痛い。男性ボーカルでは痛さはほぼ無い。
・ポタアン(Fiio A5)を使うと、全体的に情報量が大きく増加。更にクリアな音色に変化。変化の度合いは大きい。
・音量は取りやすくなったが、結局は駆動力が必要な機種。

スペック
・ドライバー:バランスド・アーマチュア型(1基)
・インピーダンス:22Ω
・ノイズ減衰量:35~42dB
・最大出力音圧:120dB SPL
・感度:102dB(@1kHz、SPL at 0.1v)
・再生周波数帯域:20~16,000Hz
・ケーブル:約1.2m(着脱式MMCXコネクタ、Y字型ケーブル、L字型ステレオミニプラグ)
・付属品:フォームチップ1セット、トリプルフランジSサイズ1セット(クリアグレー)、トリプルフランジMサイズ1セット(クリア)、フィルター交換ツール、交換フィルター(2個)、シャツクリップ、ポーチ
ER-3SE
メーカーサイトはこちら(サウンドハウスの販売ページ)。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


以下、ER-3SEのデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)※iPod classic直差しでのデータ

ER3SE 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


ER3SE 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

最終更新日 : 2020-02-01

Comment







管理者にだけ表示を許可