STAX SRS-002のレビュー
ソフマップにて10,584円で購入。中古品です。 主な特徴(レビュー時点で)
・2012年11月発売の現行機種。
・色は「ブラック」のみ。
・ケーブルは着脱できない。
・ケーブルの形状はY字型で、長さは全長1.45m。
・ケーブルの癖は、少し付きやすい。
・タッチノイズは少しある。
・プラグは専用端子。
・イヤーチップは、独自のシリコン製で3サイズ付属。
・装着感はまぁまぁ。
・装着方法は、通常の耳からケーブルを垂らして装着。いわゆるシュア掛けは難しい。
・ケース類は付属しない。
・本体のデザインはやや大柄。大き目のBluetoothイヤホンのように見える?
・音抜けの穴は1個所。背面の大きなメッシュ状の部分から音漏れする。開放型なのでバスでの使用は難しい。
・遮音性は低め。
・音量は取りやすい。専用アンプのボリュームで2~3割程度で十分(ラインアウト時)。
・音場は平面的にはやや狭い。立体感のある表現。
・ドライバは静電型。
STAXの静電型ヘッドホン(イヤースピーカー)について
・静電型は、静電気を利用し極薄の振動板を動かすシステム。
・「ダイナミック型」「バランスド・アーマチュア型」とは駆動方式自体が違う。
・このため、一般的なイヤホンではない。ドライバーユニット(専用アンプ)が必要となる。
・簡単に言えば、専用アンプ+専用端子のイヤホンの組み合わせで販売されている。
・ドライバーユニット(専用アンプ)はステレオミニ接続入力のため特殊なポタアンといったところか。
・SRS-002という型番は、イヤースピーカー(SR-002)とドライバーユニット(SRM-002)のセットの型番。
・湿気に弱いので、お風呂に入った直後の使用は止めましょう。
レビューの前提条件
・今回のレビューは「専用アンプ + 専用イヤホン」のため、レビューに利用した状況は次の通り。
・再生機器は「iPod classic(160GB・最終種)」で音源はApple Lossless。これは通常通り。
・アンプへの接続はDock端子経由によるラインアウト接続とする。
価格情報(レビュー掲載時点で)
・新品は39,609円が最安値。
・中古は3万円前後。
音質、音域のバランス(エコモード)
・音質は非常に良い。
・音域のバランスはフラット傾向。
・高音域の量は十分。伸びは良い。ややキラキラした音色だが、痛さはほぼ感じられない。
・中音域の量も十分。綺麗でやや響くような音色。
・低音域の量も十分。やや柔らかめの音色。
・重低音は量は少しだけ控えめ。締まりがあり、質感も良い。
・全体的に非常にバランスの良い音色で、解像感も高い。ややマッタリ系で、ゆっくり・じっくり聴くのに向く。
・弱点は、低音に少々物足りなさを感じる点、スピード感のある音源に合わないと思われるの2点か。
・完全に開放型なので、バス・電車では使えない。CES-A1という密閉型にするカバーもあるので、今後使ってみたい。
・ボーカル表現は男女ともに得意。
・サ行の痛さはほぼ無い。
・「エコモード」「ノーマルモード」の切り替えが可能で、ドライバーユニット後方のスイッチで切り替えできる。
・エコモード使用時は動作LEDが赤色に、ノーマルモード使用時は緑色になる。
・エコモード→ノーマルモードに変更すると、情報量が少々増加し、やや力強くなる。極端な差は無いので、お好みでどうぞ(動作時間に影響あり)。
・ACアダプターが別売りしているので、自宅で長時間使う人は良いかも(2,500~3,000円程度)。
音質☆☆☆☆☆
音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆★
オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は非常に良い。音域のバランスはフラット傾向。
・全体的に非常にバランスの良い音色で、解像感も高い。ややマッタリ系で、ゆっくり・じっくり聴くのに向く。
・弱点は、低音に少々物足りなさを感じる点、スピード感のある音源に合わないと思われるの2点か。
・音漏れは多く、遮音性は低い。開放型なので仕方ない。
・ボーカル表現は男女ともに得意。
・サ行の痛さはほぼ無い。
・個人的に好きな機種です。
スペック
SR-002(イヤースピーカー)
・再生周波数帯域:20~20kHz
・静電容量:44pF (ケーブル含む)
・音圧感度:110dB/100V r.m.s./1kHz
・バイアス電圧:DC540~580V
・コード:STAX Pro用ポータブル専用平行6芯低容量ケーブル 全長1.45m
・イヤーピース:シリコンゴム製L・M・Sサイズ3種付属 (出荷時Mサイズ装着)
・重量:28g (コード含む)、12g(本体のみ)
・生産国:日本
SRM-002(ドライバーユニット)
・周波数特性:20~20kHz (40V r.m.s. SR-002使用時)
・高調波歪率:0.01%以下/1kHz 100V r.m.s. (SR-002使用時)
・増幅度:54dB(500倍)
・定格入力レベル:100mV/50V r.m.s.出力
・最大出力電圧:230V r.m.s./1kHz
・入力インピーダンス:10kΩ
・入力端子:RCA×1 (パラレルアウト端子)・・・→ステレオミニの誤り?
・バイアス電圧:DC580V
・使用電源:単3電池2本
・消費電力:アルカリ電池使用時0.75W、オプションACアダプターAC-002使用時1.2W
・外形寸法:66.5(W)×27.5(H)×110(D)mm (ツマミ含まず)
・生産国:日本
・使用時間目安:アルカリ電池エコモード:5時間以上、アルカリ電池ノーマルモード:4時間以上
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。
以下、SH-55のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)※SRS-002直差しでのデータ
・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。
・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。
・2012年11月発売の現行機種。
・色は「ブラック」のみ。
・ケーブルは着脱できない。
・ケーブルの形状はY字型で、長さは全長1.45m。
・ケーブルの癖は、少し付きやすい。
・タッチノイズは少しある。
・プラグは専用端子。
・イヤーチップは、独自のシリコン製で3サイズ付属。
・装着感はまぁまぁ。
・装着方法は、通常の耳からケーブルを垂らして装着。いわゆるシュア掛けは難しい。
・ケース類は付属しない。
・本体のデザインはやや大柄。大き目のBluetoothイヤホンのように見える?
・音抜けの穴は1個所。背面の大きなメッシュ状の部分から音漏れする。開放型なのでバスでの使用は難しい。
・遮音性は低め。
・音量は取りやすい。専用アンプのボリュームで2~3割程度で十分(ラインアウト時)。
・音場は平面的にはやや狭い。立体感のある表現。
・ドライバは静電型。
STAXの静電型ヘッドホン(イヤースピーカー)について
・静電型は、静電気を利用し極薄の振動板を動かすシステム。
・「ダイナミック型」「バランスド・アーマチュア型」とは駆動方式自体が違う。
・このため、一般的なイヤホンではない。ドライバーユニット(専用アンプ)が必要となる。
・簡単に言えば、専用アンプ+専用端子のイヤホンの組み合わせで販売されている。
・ドライバーユニット(専用アンプ)はステレオミニ接続入力のため特殊なポタアンといったところか。
・SRS-002という型番は、イヤースピーカー(SR-002)とドライバーユニット(SRM-002)のセットの型番。
・湿気に弱いので、お風呂に入った直後の使用は止めましょう。
レビューの前提条件
・今回のレビューは「専用アンプ + 専用イヤホン」のため、レビューに利用した状況は次の通り。
・再生機器は「iPod classic(160GB・最終種)」で音源はApple Lossless。これは通常通り。
・アンプへの接続はDock端子経由によるラインアウト接続とする。
価格情報(レビュー掲載時点で)
・新品は39,609円が最安値。
・中古は3万円前後。
音質、音域のバランス(エコモード)
・音質は非常に良い。
・音域のバランスはフラット傾向。
・高音域の量は十分。伸びは良い。ややキラキラした音色だが、痛さはほぼ感じられない。
・中音域の量も十分。綺麗でやや響くような音色。
・低音域の量も十分。やや柔らかめの音色。
・重低音は量は少しだけ控えめ。締まりがあり、質感も良い。
・全体的に非常にバランスの良い音色で、解像感も高い。ややマッタリ系で、ゆっくり・じっくり聴くのに向く。
・弱点は、低音に少々物足りなさを感じる点、スピード感のある音源に合わないと思われるの2点か。
・完全に開放型なので、バス・電車では使えない。CES-A1という密閉型にするカバーもあるので、今後使ってみたい。
・ボーカル表現は男女ともに得意。
・サ行の痛さはほぼ無い。
・「エコモード」「ノーマルモード」の切り替えが可能で、ドライバーユニット後方のスイッチで切り替えできる。
・エコモード使用時は動作LEDが赤色に、ノーマルモード使用時は緑色になる。
・エコモード→ノーマルモードに変更すると、情報量が少々増加し、やや力強くなる。極端な差は無いので、お好みでどうぞ(動作時間に影響あり)。
・ACアダプターが別売りしているので、自宅で長時間使う人は良いかも(2,500~3,000円程度)。
音質☆☆☆☆☆
音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆★
オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は非常に良い。音域のバランスはフラット傾向。
・全体的に非常にバランスの良い音色で、解像感も高い。ややマッタリ系で、ゆっくり・じっくり聴くのに向く。
・弱点は、低音に少々物足りなさを感じる点、スピード感のある音源に合わないと思われるの2点か。
・音漏れは多く、遮音性は低い。開放型なので仕方ない。
・ボーカル表現は男女ともに得意。
・サ行の痛さはほぼ無い。
・個人的に好きな機種です。
スペック
SR-002(イヤースピーカー)
・再生周波数帯域:20~20kHz
・静電容量:44pF (ケーブル含む)
・音圧感度:110dB/100V r.m.s./1kHz
・バイアス電圧:DC540~580V
・コード:STAX Pro用ポータブル専用平行6芯低容量ケーブル 全長1.45m
・イヤーピース:シリコンゴム製L・M・Sサイズ3種付属 (出荷時Mサイズ装着)
・重量:28g (コード含む)、12g(本体のみ)
・生産国:日本
SRM-002(ドライバーユニット)
・周波数特性:20~20kHz (40V r.m.s. SR-002使用時)
・高調波歪率:0.01%以下/1kHz 100V r.m.s. (SR-002使用時)
・増幅度:54dB(500倍)
・定格入力レベル:100mV/50V r.m.s.出力
・最大出力電圧:230V r.m.s./1kHz
・入力インピーダンス:10kΩ
・入力端子:RCA×1 (パラレルアウト端子)・・・→ステレオミニの誤り?
・バイアス電圧:DC580V
・使用電源:単3電池2本
・消費電力:アルカリ電池使用時0.75W、オプションACアダプターAC-002使用時1.2W
・外形寸法:66.5(W)×27.5(H)×110(D)mm (ツマミ含まず)
・生産国:日本
・使用時間目安:アルカリ電池エコモード:5時間以上、アルカリ電池ノーマルモード:4時間以上
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。
以下、SH-55のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)※SRS-002直差しでのデータ
・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。
・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。
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