ETYMOTIC RESEARCH ER4SRのレビュー

Category: イヤホンレビュー  09/03 /2017 (Sun)


サウンドハウスにて37,584円で購入。


主な特徴
・2016年8月上旬発売開始。
・本体カラーは「ブラック」のみ。
・ケーブルの色は黒色。
・ケーブルの形状はY字型。長さは約1.5m。分岐前は少し太目のケーブル、分岐後は細いケーブル2本が編み込まれている。
・ケーブルの癖は少し付く程度。ケーブル自体は非常にしなやか。
・ケーブルは着脱可能。MMCX端子を採用するが、本体側の端子の位置が深く、使えないケーブルもある様子なので注意。
・MMCX端子と言えば、端子がクルクルと回転する仕様だが、ER4SRは端子が回転しないよう工夫されており、一見ではMMCX端子仕様に見えない。
・タッチノイズはややある。
・プレイヤーとの接続プラグは、L字型のステレオミニプラグ。
・イヤーチップはフォームチップ2セット(同じサイズ)、トリプルフランジSサイズ2セット(クリアグレー)、トリプルフランジMサイズ2セット(クリア)。
・装着方法は、通常のケーブルを垂らす装着方法でも、耳にケーブルを回す方法(いわゆるシュア掛け)でも問題無し。
・装着感は人によって大きく変わる。トリプルフランジはかなり耳奥まで入れるため、耳に合わない人は他社製イヤーチップの検討が必要かも。個人的には問題ない。
・大型のセミハードケースが付属。内側には5つのメッシュポケットがある。iPhoneSE約5台分の厚みで、iPhoneSE自体も収納可能な大きさ。
・デザインはいかにも耳栓だが、ハウジングにアノダイズド加工を施したアルミボディのため、これまでの機種よりは良くなっている。
・音漏れはほぼ無い。音抜けの穴も無い。図書館でも使える音漏れの少なさである。
・遮音性は非常に高い。
・音量は比較的取りやすい。iPod classicなら最大音量の7割程度で十分。
・音場は少し広め。立体感も感じられ、定位が良い印象。
・ドライバはシングルBAドライバー。

価格情報(レビュー掲載時点で)
・最安値はサウンドハウスの31,514円(税込)。
・私の購入価格は発売直後の価格。現在は値下げ後の価格。
・家電量販店では44,000~49,000円。
・この機種(ER4SR)とER4XRは、サウンドハウスと完実電気が正規代理店となっている。

音質、音域のバランス(トリプルフランジMサイズを使用・iPod classic直差し)
・音質は良い。
・音域のバランスはほぼフラット。低音域が少しだけ控えめなカマボコ系統。
・高音域の量は十分。伸びは中々良い。痛さや鋭さは無い。癖らしい癖は無い。
・中音域の量感は十分。やや前面でクッキリした音色で主張する。こちらも癖らしい癖は無い。
・低音域の量感は少し控えめ。こちらも癖らしい癖は無い。
・重低音の量感はかなり控えめ。締まりや芯はあるが、単純な量感が少なく感じる。ここ最近のイヤホンと比較すると顕著。
・全体的に、癖の無い音色が特徴。モニター的な音色だが、モニター用イヤホンに見られる鋭さや痛さはほぼ無い。
・重低音が少ない人は「ER4XR」を試しても良いかも。
・ボーカルは男女ともに非常に得意。
・サ行は女性ボーカルでは少し痛い。男性ボーカルでは痛さはほぼ無い。
・ポタアン(Fiio A5)を使うと、全体的に高低のレンジが広がり、情報量が増加。更にクリアな音色に変化。控えめだった重低音の量感も増える。変化の度合いは大きい。
・「ER-4S」は冷たく、非常に淡々とした音色だったが、「ER4SR」はやや暖かみのある音色になっている。単純な後継機種では無いので注意。

音質☆☆☆☆☆

音域のバランス
高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆★

オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は良い。
・音域のバランスはほぼフラット。低音域が少しだけ控えめなカマボコ系統(ポタアン無し前提)。
・全体的に、癖の無い音色が特徴。モニター的な音色だが、モニター用イヤホンに見られる鋭さや痛さはほぼ無い。
・音漏れは無いと言って良い少なさ。遮音性は非常に高い。
・ボーカルは男女ともに得意。
・サ行は女性ボーカルでは少し痛い。男性ボーカルでは痛さはほぼ無い。
・ポタアン(Fiio A5)を使うと、全体的に高低のレンジが広がり、情報量が増加。更にクリアな音色に変化。控えめだった重低音の量感も増える。変化の度合いは大きい。
・音量は取りやすくなったが、結局は駆動力が必要な機種。
・リケーブルすると変化の度合いが大きいらしい(私は試していない)。
・「ER-4S」とは違う音色。購入時は可能な限り試聴はした方が良い。個人的には良い意味で驚いた。
・セミハードケースがかなり大きい。中型サイズのスマホやDAPも収納可能(5.2インチのisai beatは高さが数センチ大きく、収納できず)。

スペック
・ドライバー:バランスド・アーマチュア型(1基)
・インピーダンス:45Ω
・ノイズ減衰量:35~42dB
・最大出力音圧:122dB SPL
・感度:98dB SPL(0.79V input)
・再生周波数帯域:20~16,000Hz
・ケーブル:1.5m(着脱式MMCXコネクタ、Y字型ケーブル、L字型ステレオミニプラグ)
・付属品:フォーム・イヤーチップ(ブラック・2ペア)、3フランジ・イヤーチップ(Sサイズ・クリアグレー2ペア)、3フランジ・イヤーチップ(Mサイズ・クリア2ペア)、フィルター交換ツール、交換フィルター(4個)、シャツクリップ、ジッパードポーチ、ステレオアダプター
ER4SR
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


以下、SH-55のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

ER4SR 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

ER4SR 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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