JVCケンウッド HP-DX1000のレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  07/30 /2017 (Sun)

ヨドバシカメラにて68,180円で購入。


主な特徴
・生産終了品。発売日は2005年7月15日。2016年9月9日には生産完了とホームページに掲載されていた。
・オーテクの「ATH-W5000(2005年12月02日発売)」と共に大型ヘッドホンのロングセラーだった機種(ATH-W5000は現在も発売中)
・本体色は木材。ハウジングはラジアタパイン(マツ科の針葉樹)の無垢で削り出し。
・ケーブルは着脱出来ない。
・ケーブルは両出し。長さは3.5mのストレートケーブルで布巻き。線材は7N-OFC。プレイヤーとの接続はステレオ標準プラグ。
・タッチノイズは少しある。癖はやや付きやすい。
・本体は折りたたみ出来ない。
・デザインはなかなか良い。非常に大きい。
・耳への装着はアラウンドイヤー(耳覆い)。
・装着感はまぁまぁ。側圧は普通~少し強め。
・重量は380g(ケーブル除く)。重量級だが、見た目ほど重くはない。
・ヘッドバンドの長さは14段階で調整可能。私は11段階程度まで広げて使用。長さのあまり無い。
・音漏れは少しある。音抜けの穴は見当たらないが、分厚いイヤーパッド近辺から漏れている。この機種を外で使う人は限られるが、念のため注意。
・遮音性は普通~少し高め。
・ポーチ類は付属しない。箱が立派なので十分。
・音場はやや広め。各所のレビューで「独特の音場」と表現される。少し遠くから音が迫ってくる印象で、小さいホールで聞いているような感覚。
・音量は少し取りづらい。iPodなら最大音量の7.5割程度は必要。
・イヤーパッドは人工皮と思われる。かなり分厚い。生産終了のため、この機種を気に入っている人は早めに確保したい。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・生産終了から1年近く経っており、新品入手はなかなか難しい。
・発売当時は約10万円だったが、発売後しばらく経った後は8万円前後が相場。
・生産終了後の最安値は59,440円(ヨドバシ)。私の購入後、約1万円値引きされている。
・また、ヤマダ電機で、非常に状態の良い展示品販売が53,784円だったので、実質最安値か。
・中古はそこまで値上がりしていない。状態の良い中古が39,900円で販売されている(eイヤホンで確認)。他店舗では5~6万円で見かけることが多い。
・中国だけで販売されている「HA-DX2000」という機種があるが、中身は「HP-DX1000」と変わらない。

音質、音域のバランス
・音質は良い。
・音域のバランスはフラット傾向だが、少し中~高音域より。
・高音域の量は十分。伸びは良い。硬く、綺麗な音色。刺激的な印象はあまり無い。
・中音域の量は十分。少し派手で少し硬め。一番強調して聴こえる。
・低音域の量は少し控えめ。普通~少し柔らかめの音色。
・重低音の量はそれなり。締まりがあるので割と目立つ。結局、低音過多にはならず、バランスが取れている。
・全体的に、単純な量感のバランスは良いものの、高い音ほど硬く目立ち、低い音が隠れている印象。また、情報量の多い機種である。
・J-POPよりはサウンドトラックの方が相性が良さそう。ボーカルが苦手なのではなく、電子楽器が苦手かも。私は聴かないがクラシックと相性が良いと予想。
・声の表現は男女共に良い。位置は近い。
・サ行の痛さやや感じる。このヘッドホンで唯一鋭さを感じる音。
・ポタアン(Fiio A5・ハイゲイン)を使うと、横方向の音場が広がる。高低音のレンジも広がるので更にフラット傾向に。ただ、スピード感がゆっくりになる(iPod直差しの方が勢いがある)。全く別物のヘッドホンで聞いている感覚になる。

音質☆☆☆☆☆

高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆

オススメ度☆☆☆☆★
・音質は良い。音域のバランスはフラット傾向だが、少し中~高音域より。
・全体的に高い音ほど硬く目立ち、低い音が隠れている印象。また、情報量の多い。
・J-POPよりはサウンドトラックの方が相性が良さそう。電子楽器が苦手で、金属系の楽器と相性が良いのかも?
・音漏れや遮音性は密閉型ヘッドホンとしては十分。
・音量は少し取りづらい。
・デザインはなかなか良い。非常に大きい。
・声の表現は男女共に良い。位置は近い。
・ポタアン(Fiio A5・ハイゲイン)を使うと、全く別物のヘッドホンで聞いている感覚になる。
・重量は380g(ケーブル除く)。重量級だが、見た目ほど重くはない。
・最大の特徴は独特の音場。少し遠くから音が迫ってくる印象で、小さいホールで聞いているような感覚。
・生産終了品。レビュー掲載時点では、中古なら入手出来る。新品は難しいかも。

スペック
・ドライバ:50mm(ボビン巻きボイスコイル、高磁力ネオジウムマグネット)
・感度:102dB/1mW
・再生周波数帯域:4Hz~30,000Hz
・インピーダンス:64Ω
・最大許容入力:1,500mW(IEC(国際電気標準会議)規格による測定値)
・ケーブル:3.5m(ストレートケーブル、布巻き、7N-OFC、24金ステレオ標準プラグ)
・質量(ケーブル別):380g
HP-DX1000
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。



以下、HP-DX1000のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

HP-DX1000 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

HP-DX1000 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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