Pioneer SE-L201のレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  03/05 /2017 (Sun)

ベクトル新都リユースにて4,980円で購入。中古品です。
ブランド古着を販売するこのお店で、何故中古ヘッドホンが販売されていたのか。


主な特徴
・発売開始は1974年。販売終了は1977年ごろの、開放型ヘッドホン。
・色は「ブラック/シルバー」のみ。
・ケーブルは片出しでストレートケーブル。長さは2.5m。金メッキされていないステレオ標準プラグを採用。
・ケーブルの色は黒色。非常にしなやかだが、癖はつきやすい。
・ケーブルの着脱は出来ない。
・タッチノイズは少しだけある。
・本体の折りたたみが出来ない。
・デザインは古いが良い。金属を多用しているメタリックデザイン
・耳への装着はオンイヤー(耳乗せ)。
・装着感は中々良い。側圧は少し強め。
・イヤーパッドの素材は革。
・重量は265g(ケーブル除く)。見た目よりは重い。
・ヘッドバンドの長さは18段階と、細かな調整が可能。長さの余裕は少しある。私は14~15段階程度で使用。
・音漏れは多い。開放型ヘッドホンなので仕方ない。
・遮音性は低い。開放型ヘッドホンなので仕方ない。
・ポーチ類は付属しないと思われる。
・音場は上下方向に少し狭く、左右に少し広い。開放型ヘッドホンであるが、抜けが良さはあまり無い。
・音量は少し取りづらい。iPodなら最大音量の7.5割程度で十分。
・特殊な機構として、2本のヘッドバンドは外側に開くことが出来る。装着感が変わる程度で大きな意味は無い。「ゼンハイザーHD25-1Ⅱ」のような機構。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・販売当時の定価は4,500円。今の物価に換算すると、かなり高そう。

音質、音域のバランス(変換プラグはAT519CSを使用)
・音質は良い。
・音域のバランスは少しドンシャリ。
・高音域の量は割と出ているものの、薄く広がる印象。伸びはあまりなく、痛さや鋭さは無い。
・中音域は少し薄い印象はあるが、綺麗な音色。時々クッキリした音色にも聴こえるので癖があるのだろうか。独特の響き(リバーブ)があり、好みが分かれそう。
・低音域は少し柔らかめ。ヴィンテージ品としては量感がある。
・重低音の量感もしっかり出る。締まり、厚みともに十分。カマボコバランスが多いヴィンテージヘッドホンとしては珍しい。
・アタリハズレの差が大きいヴィンテージヘッドホン。Pioneerはかなり安定して音質の良い機種が多い。
・レンジの狭さ、特に高音域の伸びに不満はあるが、柔らかく聞きやすい音色。まさに音楽鑑賞用のヘッドホンだと思う。
・ボーカルは男女とも得意。
・サ行の痛さは無い。
・ポタアン(Fiio A5)を使うとクッキリした音色になる。また、高音域の量・伸びが増加。最近のヘッドホンの音色に近くなる。

音質☆☆☆★(☆☆☆☆でも良かったかも)

音域のバランス
高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆☆

オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は良い。弱ドンシャリ。
・高音域の伸びに不満はあるが、柔らかく聞きやすい音色。まさに音楽鑑賞用のヘッドホン。
・音漏れは多く、遮音性は低い。この点は開放型ヘッドホンなので仕方ない。
・ボーカルは男女ともに得意。柔らかい音色が特長。
・音量は少し取りづらい。出力の大きい機種やポタアン併用で本領発揮。
・アタリハズレの差が大きいヴィンテージヘッドホン。Pioneerの安定ぶりを思い知らされる。
・個人的にお気に入りの機種です。
・装着感は少し側圧が強め。

スペック
・定価:45700円
・型式:オープンエアダイナミック型
・振動板:45㎜コーン型(ポリエステル系)
・インピーダンス:不明
・再生周波数帯域 20-20,000Hz
・許容入力:200mW
・感度:111dB/0.3V
・ケーブル:2.5m(片出し、ストレートコード、金メッキされていないステレオ標準プラグ)
・重量:265g(コード含まず)
・発売開始:1974年
・販売終了:1977年頃
SE-L201
メーカーサイトには掲載無し。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


以下、SE-L201のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

SE-L201 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

SE-L201 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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