YAMAHA HP-2のレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  01/02 /2016 (Sat)

eイヤホンにて1,900円でブラックを購入。中古品です。
イヤーパッドはHD25-1Ⅱの物を両面テープで張り付け。

主な特徴
・生産終了品。1975年ごろ発売、1985年ごろ生産終了との情報有り。
・色はブラック、レッドブラウン、グリーン、クリームの4色。
・ケーブルは着脱出来ない。
・ケーブルは両出し。長さは2.4m。
・ストレート(カールでは無い)ケーブル。しなやかで太さは普通。プラグは金メッキされていないステレオ標準プラグ。
・ケーブルの色は本体色に関係なく黒色。癖は付きにくい。
・タッチノイズはほぼ無い。
・本体は折りたたみ出来ない。
・デザインはシンプル。同時期発売の「HP-1」とは見分けがつきにくいが、ヘッドバンドに型番の記載がある。
・耳への装着はオンイヤー(耳乗せ)。純正イヤーパッドも同様。
・装着感はオンイヤーとしては中々良い。側圧はやや弱め。
・重量は190g(コード含まず)、230g(コード含む)。重くは無い。
・ヘッドバンドの長さは無段階調整。長さの余裕は少しだけある。私は8割程度まで広げて使用。
・音漏れはやや多め。このヘッドホンは半開放型。音漏れはL・R表示の裏側の穴からある。これが無ければ密閉型と言えそう。
・遮音性はやや低い。側圧が原因。
・ポーチ類などの付属品は不明。おそらくは何も無い。
・音場は上下に狭く、左右は少し狭い。全体的に音は近い。
・音量は非常に取りづらい。iPodなら最大音量の9.5割程度は必要。インピーダンス:150Ω、感度:93dB/mWでは辛い。
・いわゆるオルソダイナミック型(動電型全面駆動方式)である。
・内側のフェライトマグネット(ドライバの直前にある板)の音孔は「HP-2」では角形(HP-1は丸形)。
・一部に「HP-1」と同じ丸形のモデルがあるが、私が持っている物は「HP-1」と同様、フェライトマグネットの音孔が丸形である。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・新品は7,000円であるが、あくまで当時の価格。
・参考価格として、ここ最近のネットオークションでは8,250円で落札されているのを確認。

音質、音域のバランス(変換プラグはAT519CSを使用)
・音質は中々良い。
・音域のバランスはほぼフラット。
・高音域の量は十分。伸びは中々良い。やや硬めで綺麗で鮮やか。痛さは感じない。少し奥から聞こえる。
・中音域の量は十分。綺麗でやや軽やかな音色。少し響く印象もある。位置は近い。
・低音域の量も十分。音色はは普もしくは少し柔らかめ。重低音も中性的な音色だが少し存在感が薄いか。
・全体的には綺麗な音色が印象的。低音の量もしっかり出るが、ドコドコ出る機種では無い。
・フラット傾向だが高低のレンジは少し狭いのでカマボコに聞こえる人もいるかも(特に出力の弱いDAPを使う場合)。
・声の表現は非常に得意。ボーカルは男女とも位置が近い。
・サ行の痛さは少し感じる。
・ポタアン(Fiio E12・ハイゲイン)を使うと全体的にクッキリとしたモニター調の雰囲気。情報量も全然違う。出力の大きいアンプを使いたい。
・40年前にこの音質のヘッドホンが存在するというのがスゴイことである。


音質☆☆☆☆(☆☆☆☆★でも良いかも)

音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆★
低音域☆☆☆☆☆


オススメ度☆☆☆☆☆
・音質は中々良い。
・バランスはフラット系。声に近い音域は前に出る。上下のレンジは少し狭く感じる。
・綺麗な音色が特徴的。
・声の表現が最も得意。位置が近く聞き取りやすい。
・音場は近くて狭い。
・装着感はまぁまぁ。側圧はやや弱め。
・半開放型なので音漏れには注意。遮音性も低い。
・非常に音量が取りづらい。実力を引き出すには据置に近い環境が必要。
・デザインはシンプル。
・ポタアン(Fiio E12・ハイゲイン)を使うとクッキリとした音色。全く別物のヘッドホンになる。痛さも増幅されるので注意。
・40年前発売のヘッドホンとは思えない音質である。
・個人的に好みの機種です。

スペック
・カラー:ブラック・レッドブラウン・グリーン・クリーム
・当時の価格:7,000円
・型式:オルソダイナミック型半開放タイプ
・振動板:46㎜(12ミクロン、ポリエステル膜)
・インピーダンス:150Ω
・再生周波数帯域:20~20,000Hz
・許容入力:3,000mW
・感度:93dB/mW
・コード:2.4m(ストレートコード、両出し、金メッキされていないステレオ標準プラグ)
・重量:190g(コード含まず)、230g(コード含む)
・発売:1975年頃
・販売終了:1985年頃
HP-2
メーカーサイトは見つからず(YAMAHAのサイトにHP-1を紹介するページがあるのでリンク)。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


以下、HP-2のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

HP-2 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニター/DJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

HP-2 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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