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iPodで使うイヤホンとかヘッドホンのblog

DENON AH-C120Mのレビュー

eイヤホンにて2,000円で購入。中古品です。



主な特徴
・色は「ブラック」のみ。
・ケーブルの色は黒色。
・ケーブルの形状はY字型で、長さは1.3m。癖は少し付く程度。
・ケーブルの線材はOFC。
・タッチノイズは普通~少し少なめ。
・ケーブルは着脱出来ない。
・プラグはL字型のステレオミニプラグ。
・イヤーチップはシリコン製(S, M, Lサイズ)とコンプライ1セットが付属。
・イヤーチップを本体に対して斜め方向に装着するタイプ(MDR-EX90SL等と同様)。
・装着感は良い。
・装着方法は「通常通り、耳からケーブルを垂らして装着する方法」。「耳にケーブルを沿わせる方法」では難しい。
・セミハードケースが付属。内側にメッシュポケットがあり使いやすい。本体と付属品が収納できる十分な大きさ。
・本体のデザインは普通。本体の下に伸びる棒状部分の切込みはややレトロな印象。
・音漏れはカナル型としては少し多め。音抜けの穴は3つあり、イヤーチップの後ろ、本体上部、本体下部。電車バス程度なら問題なし。
・遮音性はカナル型イヤホンとしては少し低い(シリコンイヤーチップ)。コンプライイヤーチップを使えば遮音性は高くなる。
・音量は取りやすい。iPodなら最大音量の6割程度で十分。
・音場はやや広め。定位もよさそう。
・ドライバは11.5mmのダイナミック型。

「AH-C120M」と「AH-C120MA」の違い
・「AH-C120M」は普通のイヤホン。
・「AH-C120MA」は1ボタン式のリモコンマイクがケーブル途中にある。Android、Apple製品の両方に対応する。
・「AH-C120MA」にはスマートフォン用アダプターという、延長ケーブルらしき物が付属。何に使うかは持っていないので不明。

価格情報(レビュー掲載時点で)
・最安値は5,962円。量販店では6,500円程度。

音質、音域のバランス(イヤーチップはMサイズを使用)
・音質はなかなか良い。
・音域のバランスはかなりフラット。
・高音域の量は十分。伸びはかなり良い。少し派手さはあるが、痛さはほとんどない。
・中音域は位置も近くクッキリ聞こえる。大きな癖が無く聞きやすい。
・低音域の量も十分。厚みはもう一歩だが、支配的でない分、バランスが取れている感はある。重低音の量感は程々だが厚みがあり、底から支えるような印象。
・全体的には比較的クリアでバランスが取れている。それ以上に空間表現に優れる機種だと思う。
・DENONのイヤホンとしては珍しく、低音の量感で売りのタイプではない。
・ボーカルは男女ともになかなか良い。
・サ行は少し痛い。
・ポタアン(Fiio E12)を使うと、全体的に良くなる。直差しとはかなり差が出る印象。
・音源の質を判断しやすい気がする。


音質☆☆☆★

音域のバランス
高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆★
低音域☆☆☆☆☆


オススメ度☆☆☆☆☆
・音質はなかなか良い。バランスも良い。
・ボーカルはなかなか良い。
・空間表現に優れる。
・カナル型としては音漏れは多く、遮音性は少し低め。
・サ行の痛さは少しある。
・DENONの機種としては珍しくバランス型。
・ポタアンの有無で差が大きい。
・個人的にお気に入りの機種です。

スペック
・ドライバー径:11.5mm
・形式:ダイナミック型
・インピーダンス:32Ω
・感度:106dB/mW
・最大入力:250mW
・周波数特性:5~24,000Hz
・ケーブル:1.3m(OFC線、Y字型ケーブル、L字型ステレオミニプラグ)
・質量:5.2g(ケーブル含まず)
・付属品:シリコンイヤーピース(S, M, L)、低反発ComplyTMイヤーピース、キャリングケース
AH-C120M
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


以下、AH-C120Mのデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

AH-C120M 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニタ/ーDJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

AH-C120M 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。