~ 特集 ~ ポータブルCDプレイヤー(略称:PCDP)について

Category: 特集  03/14 /2015 (Sat)

今週は都合によりレビューが掲載できないので、代わりとなる話題を掲載します。
ブログの名前にふさわしくない話題ですが、以前から色々と調べ、いくつか買っているので話題にしたいと思います。


2015年3月現在、最大手であったSONYが製造から撤退しているため、マイナーなメーカーしか販売していない物となり、一般的には「過去の遺物」「今更使う物では無い」「懐かしい」と

いった言葉が散見される。

主なメリット
・圧縮されていない音源なので、機種によるが音質が良い。
・購入、レンタルしたCDをその場で聞ける。
・乾電池駆動の機種が多く、電源の確保が容易。
・ラインアウト、光デジタルアウトを搭載する機種が多い。
・某同人イベントで並ばずに試聴できる。


主なデメリット
・サイズが大きく、ポケットに入れて使うのは難しい。
・J-POPの場合、1枚のCDに入れられる曲数は多くて17曲前後。
・CDが回転してからデータを読み込む性質上、振動による音飛びが多い。特に曲の初めは注意。
・現行品は音質が良い機種がほとんど無く、ホワイトノイズも大きい場合が多い。
・古くて良い機種は入手困難。故障が多くジャンク品ばかりで、最近は価格も高騰。


その他
・販売時期に限らず、まれにPCで音源をコピーしたCD-Rを読み込まない/読みづらい機種があるので注意。
・少し前までは録音再生用ポータブルMDとの接続で、録音に使用する人もいた。
・後期機種では、MP3等の圧縮音源をCD-Rにコピーした物を再生できる機種もあるが、あまりメリットは感じない。
・昔の製品は新品価格が数万円する物も多かったが、現行品は2,000円~8,000円程度で購入できる。


個人的な時期別の性能の区分け(全く厳密では無いです)

初期
・音質が良い。「iPod→(デジタル接続)→PHA-2」「PCM-D100」「AK240」の音質を超える機種も多数存在。
・迫力や厚みのある音色の機種が多い。
・重く、分厚い。
・電池の持ちが良くない(およそ4~10時間)。
・音飛び防止機能が無い、もしくは弱いので、少しの振動で音飛びする(0秒~10秒耐震)。
・ラインアウトはほぼ完備。
・光デジタルアウトはACアダプタ接続時にしか使えない。据置機器接続が前提。
・自宅や喫茶店など、動かずに使う場面に向く。

後期
・軽く、薄い。デジタルアンプを搭載する機種もある。
・機種によるが音質はあまり良くない。厚みや迫力の無い音色が多い。
・本体に液晶画面が無く、リモコンで全てを操作する機種もある。
・電池の持ちが良い(最盛期は50時間再生も余裕)。
・現行品には無いが、ガム電池を使う物もある。
・現行品にはラインアウトが無いこともある。
・内蔵電池だけで光デジタルアウトが利用可能だが、音飛び防止機能が使えなくなる事も。やはり据置機器接続が前提か。
・音飛び防止機能が強く、歩行中に使っても、ほぼ問題ない(40秒~180秒耐震)。

中期
・初期と後期の中間。
・音質が良い。中には「iPod→(デジタル接続)→PHA-2」「PCM-D100」「AK240」の音質を超える機種も存在。
・光デジタルアウトの最盛期?
・それなりの音飛び防止機能がある(10秒~40秒耐震)。
・車や電車、バスなどの少々の揺れなら問題なし。


以上のように、音質と利便性を完全に備える機種は無いと言って良い。
音質を重視するか、利便性を重視するか、音質と利便性の両方をそれなりに備えるか、を考える必要がある。


ポータブルCDプレイヤーなのに圧縮音源?(個人的見解も多く含む)
・ポータブルCDプレイヤーは、CDが回転してからデータを読み取り再生する。
・音飛び防止機能は、回転するCDのデータを溜めて、音飛びしそうになったら補完する。
・ただし、ポータブルCDプレイヤーにおいて、このデータを溜める機能は、CD音質では10秒が限界である。
・現行機種では60秒音飛び防止機能を持つ機種もあるが、これは圧縮音源(MP3など)でデータを溜めているから可能なのである。
・つまり現行機種では、ポータブルCDプレイヤーなのに、振動する環境では圧縮音源を聞いているのと変わらない。
・プレイヤー内の部品も音質に大きく影響するが、現行機種の音質が良くない理由はこういった理由もある。


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