TEAC FillTune(フィルチューン) HP-F200のレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  01/25 /2015 (Sun)

ハードオフにて9,720円で購入。中古品です。


主な特徴
・生産終了。
・色は「ブラック」のみ。
・ケーブルは両出しで着脱出来ない。長さは公式にサイトに記載なし。実測値は全長約1.1m(アンプ部分は含まず)でストレートケーブル。
・ケーブルの色は黒色。しやなかだが癖は付きやすい。
・タッチノイズは少しある。
・本体の折りたたみは出来ない。
・デザインはシンプル。
・装着感はやや悪い。イヤーパッドは無く、側圧はかなり強い。長時間の使用は人によっては厳しいかも。
・重量は130g(ケーブル含む)。見た目よりはずっしりとしている。
・ヘッドバンドの長さは12段階の調整が可能。長さの余裕はややある。私は4段階程度で使用。
・音漏れは多めなので、開放型イヤホンのつもりで。満員状態でなければ電車・バスでも問題なし。音量は控えめに。
・遮音性は無い。
・ポーチ類は付属しない。
・音場は狭い。
・音量はかなり取りづらい。iPodなら最大音量の8割程度で十分(アンプ側最大音量)。

骨伝導ヘッドホンである
・この製品の最大の特徴は「骨伝導ヘッドホン」である点。
・通常、音は耳の鼓膜で聞くが、これは耳周辺の骨を通じて音の振動を内耳に伝えている。
・経験者もいると思うが「ICレコーダーで録音した自分の声」と「普段、自分が出す声」は全然違う。
・「ICレコーダーで録音した自分の声」は「鼓膜だけで聞いている」が、「普段、自分が出す声」は頭の内側から発するため「骨伝導と鼓膜の両方」で聞いているからである。
・よって、耳穴を塞がず使えるヘッドホン。散歩などでも安全である。
・装着は耳穴の少し手前あたりが、最も音がよく聞こえる。

専用アンプが付属する
・以上のように特殊な駆動方式のヘッドホンである事からか、専用のアンプが付属する。
・ヘッドホンとアンプとの接続は2.5mmステレオマイクロプラグ×2と特殊。
・アンプと再生機との接続は3.5mmステレオミニプラグ。ポタアンのように接続すればよい。
・アンプ接続というと、再生機のラインアウトから接続する事を思いつくが、何回か試した結果、ヘッドホンアウトから接続する方が良さそうである。
・簡単に言えば、再生機側で大きな音を出して、アンプ側で微調整するというコンセプトのようである。専用アンプだけでは音量の確保が難しい。
・充電式バッテリーの採用し、最大8時間程度駆動する。充電はACアダプタであるが、端子の大きさ・電圧はPSPと同じ。
・市販のマイクロホンと接続可能。オーディオ用だけでなく、補聴器としても利用可能。切り替えスイッチもある。
・アンプは左右それぞれの音量バランス調整が可能である。この機能も補聴器としても使う前提である。
・電池は自分で交換できる。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・生産終了品であるが、一部で新品を販売している。
・最安値は31,190円。
・中古は15,000円~20,000円が相場。私はかなり安く購入出来た。

音質、音域のバランス(iPod classicのヘッドホン端子からアンプを接続。ケーブルは付属品の1mケーブルを使用)
・音質自体ははなかなか良いが、30,000円以上のヘッドホンと比較すると劣る。
・音域のバランスは中~高音域より。
・高音域の量は十分で伸びもまぁまぁ。やや派手。
・中音域は少し響く印象は受けるが、大きな癖が無く聞きやすい。
・低音域の量はそれなり。大きな特徴は無い。重低音の量は非常に少ない。
・全体的に低音域(特に重低音)は控えめであるが大きな癖は無い。中音域が前で主張するのは印象的。
・今まで数種類の骨伝導ヘッドホンを試聴したが、ここまでの音質を持つ機種は無かった。
・ボーカルは男女ともに得意。この機種が最も得意とする分野。
・サ行の痛さは、ほぼ感じない。少し目立つ程度。

音質☆☆☆★

音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆

オススメ度☆☆☆☆
・30,000円という価格を考えると、普通のヘッドホンとしての音質面は厳しいが、骨伝導ヘッドホンとしては最高レベルの音質。
・バランスは中~高音域より。中音域は前で主張する。
・低音域は控えめで、重低音は量が非常に少ない。苦手分野である。
・外で使うと、ほぼカマボコバランス。
・音場は狭い。
・音漏れは多め。耳を塞がないので遮音性は無い。
・ボーカルは結構得意。
・やや音量は取りづらいので注意。
・生産終了品。後継機は発売されるのだろうか。価格次第で需要がありそうな分野である。


スペック

ヘッドホン部
・型式:骨伝導式
・振動素子:超磁歪素子
・インピーダンス:9Ω
・外形寸法(W×H×D):140×170×22 mm(突起部含まず)
・質量:約130g(ケーブル含む)

アンプ部
・連続使用時間:約8時間(再生音量や音楽により増減)
・実用最大出力:2.8W+2.8W
・入力インピーダンス:2.3kΩ(1kHz)
・周波数特性(ライン入力時):25Hz~20kHz(+0、-3dB)
・最大許容入力電圧:2V
・電源:3.7V DC
・充電池:リチウムイオンポリマー(LIP)
・バッテリー充電環境温度:0~40℃
・使用環境温度:0~35℃
・消費電流:0.5A
・外形寸法(W×H×D):50mm×103.5mm×14mm(突起物除く)
・質量:約58g
・ACアダプター:入力 AC100-240V、1.0A MAX、出力 DC5V、2.0A

・商品構成:ヘッドホン本体、専用アンプ(バッテリー内蔵)、ACアダプター、電源コード、ステレオミニプラグケーブル(1m)、バランス調整用ドライバー、取扱説明書(保証書付き)
FillTune HP-F200
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。

以下、FillTune HP-F200のデータ表(今後、表自体を変更する可能性あり)

FillTune HP-F200 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニタ/ーDJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

FillTune HP-F200 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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