NAPOLEX(ナポレックス)CTX-3のレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  08/24 /2014 (Sun)

知人からの借り物です。



主な特徴
・生産終了。1977年ごろに発売し、1980年ごろ生産終了(会社売却のためとの情報有り)。
・色はブラックのみ。
・ケーブルは片出しで、長さは約2.5m(分岐前は約40cm)で布巻ケーブル。ケーブルの色は黒色だが、分岐後の右耳側だけ「黒と赤のまだら模様」のような色。癖は分岐後で付きやすく、分岐前は付きにくい。
・ケーブルは着脱出来ない。
・タッチノイズは無い。カナル型に採用したら非常に多いと思われる。
・プラグはストレート型のステレオ標準プラグ。金メッキされていない。
・折りたたみ機構は無い。
・デザインは比較的良い。メーカー名がオレンジ色の文字であるのは珍しい色使い。
・耳への装着はアラウンドイヤー(耳覆い)。
・装着感はまぁまぁ。イヤーパッドは革製と思われるが、今回借りた機種ではイヤーパッドが無く、プラスチックが直接顔に当たる形となっている。
・側圧はやや弱い。
・重量は350g。重量級であるが、そこまで重いという感じは無い。
・ヘッドバンドの長さは段階が無いが左右で調整可能。調整範囲は狭いものの、長さの余裕は少しある。
・音漏れは非常に多い。全面完全開放型なので仕方ない。「SONY MDR-F1」のような構造。
・遮音性は低い。
・ケース類を含めた付属品の有無は不明であるが、付属品と言えるのは商品を梱包する箱くらいしか無いと予想。
・音場は少し広い。フルオープンのため、抜けは非常に良い。
・音量はかなり取りづらい。iPodなら最大音量の9割前後は必要。
・生産国は日本。本体に記載あり。
・ドライバはダイナミック型。サイズは不明。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・新品は見かけない。
・販売当時の価格は13,500円という情報があるが、現在価値なら、かなりの高級機種と考えられる。

音質、音域のバランス(変換プラグはAT519CSを使用)
・音質は良い。年代物でここまで音質が良い機種は少ない。
・音域のバランスはフラット傾向であるが、中音域が前面に出てくるのでカマボコ傾向にも聞こえる。
・高音域は比較的量が多く、伸びはかなりある。厚みがあると言うべきか、軽さを感じない特徴的な音色。やや鮮やかで痛さは少なめ。
・中音域は位置が近く主張する。音色自体の癖は少ない。抜けの良さが原因なのか機種特有の癖なのか、やや響くものの嫌味は無い。
・低音域の量は割と出ているが中音域の主張により影は薄め。締まりある音色であるが、あまり深い低音域は出ていないように感じる。
・全体的にやや中音域が前面に出てくるものの、比較的バランスが取れている。
・どちらかと言えば、冷たく淡々と聞こえるタイプ。リスニング用というよりはモニター的な音色かも。もちろんリスニングで使っても問題ない。
・前面に出てきて、しかも少し響く中音域は、個人的には好印象であるが、「ここまで主張しなくても良い」という意見も出てくるはず。好みは分かれそう。
・ボーカルは男女ともに得意。
・サ行の痛さはほぼ無い。
・ポタアン(Fiio E12)を使うと、特に中高音域の量が増加。ボーカルにも鮮やかさが出る。相変わらずボーカルは前面で主張する。

音質☆☆☆☆(☆☆☆☆★でも良かったかも)

音域のバランス
高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆★

オススメ度☆☆☆☆★
・音質は良い。昔の機種でここまで音質の良いヘッドホンがあるという事に驚く。
・バランスは比較的良い。中音域が前面に出るので好みは分かれそう。
・中音域は少し響く。
・「MDR-F1」のようなフルオープンタイプ。音漏れは非常に多い。遮音性も無い。
・音量が非常に取りづらい機種。
・気に入った機種なので、今後、自分用に探します。

スペック
・価格:13,500円
・発売時期:1977年頃(1980年頃に生産終了)
・型式:全面完全開放型(フルオープン)
・ドライバー:カーボンファイバーコーン
・出力音圧レベル:90dB/mW
・インピーダンス:8Ω
・再生周波数帯域:60~20,000Hz
・許容入力:650mW
・重さ:350g
・ケーブル:約2.5m(銅箔4芯袋打ちケーブル、布巻ケーブル、両出し、金メッキされていないステレオ標準プラグ)
・付属品:不明
NAPOLEX(ナポレックス)CTX-3
メーカーサイトは見つからず。
☆印の評価についてはこちらで説明します。

以下、試験運用中の表(データはCTX-3の物)

NAPOLEX(ナポレックス)CTX-3 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニタ/ーDJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

NAPOLEX(ナポレックス)CTX-3 音の特徴


・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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