B&W C5S/Titanのレビュー

Category: イヤホンレビュー  06/02 /2014 (Mon)

フジヤエービックにて12,800円で購入。



主な特徴
・黒色の「C5」とチタニウム色(シルバーに近い)の「C5S/Titan」の2種類ある。
・C5/S(Titan)はカラーのみの変更となり、基本性能などに変更はない、とされている。
・ケーブルの色はチタニウム色。本体と同じ色。
・ケーブルの形状はY字型で、長さは1.2m。癖は付きやすく、癖が取れづらい傾向。OFCのツイストケーブルを採用。
・ケーブル分岐後のL側に3ボタン式のアップル製品対応のリモコンマイクがある。
・タッチノイズはやや多め。
・ケーブルは着脱できない。
・プラグはストレート型のステレオ4極ミニプラグ。
・イヤーチップはシリコンタイプ4種類付属。S,M,Lサイズの他に、Mサイズと同じ大きさでチップ自体が長いタイプが付属。
・装着感は比較的良い。次に紹介する「セキュア・ループ・デザイン」は基本的に不要。
・装着には独自の「セキュア・ループ・デザイン」を採用。ループ型のクッションを筐体に備えており、このクッションが耳の内側の隆起にはまるようになっている。
・装着方法は「ケーブルを下に垂らす普通の方法」。「耳にケーブルを回す方法」では装着は難しい。
・半円形のセミハードケースが付属。付属品も含め全て入るが、大きさはギリギリ。
・本体のデザインは「セキュア・ループ・デザイン」のため、かなり独特。
・音漏れは多い。一見すると普通のカナル型イヤホンであるが、背面のディフューザー(拡散の意味)として作用する「マイクロ多孔質フィルタ」から音が漏れている。
・要は、耳側はカナル型であるが、背面は開放型に近い。電車バスでも音量には注意。
・遮音性はやや低い。耳側はカナル型なので音楽が流れれば高くなる。←音が耳に届きやすいという事。
・音量は比較的取りやすい。iPodなら最大音量の6.5割程度で十分。
・音場は少し広め。全体的に位置が上にあり、一部の音は遠い。背面が半開放状態なので抜けは良い。
・ドライバは9mmのダイナミック型。
・黒色の「C5」とチタニウム色の「C5S/Titan」は、カラーの違いだけで、性能などに違いは無いとされているが、個人的には「C5S/Titan」の方が低音域の量が多い気がする。

リモコンマイク機能
・L側ケーブルの途中にある。
・アップル製品に対応。アンドロイドは対応しない。
・ボタンが3個のタイプ。
・機能は全てケーブル途中の棒状の部分に集約されている。
・+ボタンは音量を上げる、-ボタンは音量を下げるだけのボタン。なお、押しっぱなしにしても1回分しか下がらない。何度も押す必要がある。
・中央のボタンを、1回押すと再生・停止( →|| ボタンと同じ)。
・中央のボタンを、2回連続で押すと次の曲へ移動( →→| ボタンと同じ)。
・中央のボタンを、3回連続で押すと曲の最初・前の曲へ移動( |←← ボタンと同じ)
・マイク用の穴は見当たらない。側面に切込みがあるので、ここから音を拾うのだろうか。私は使ったことが無い。

価格などの情報(レビュー掲載時点で)
・最安値は19,800円前後が相場。
・ブラックは2012年8月下旬発売。
・チタニウム色は2012年11月発売であったが、一旦は生産遅延ため発売が延期され、さらに2012年12月に生産中止のアナウンスがあった。
・最終的には2013年5月21日から発売開始されたが、生産数があまりに少なく、発売当時の一時期は幻のイヤホンとまで言われた状態があった。
・現在は問題なく入手可能である。

音質、音域のバランス(イヤーチップ自体が長いタイプを使用←最初から装着されているため)
・音質はなかなか。
・音域のバランスはピラミッドバランス。
・高音域は、単体で見れば量も出ている。遠くの位置から聞こえ、抜けが良く、硬めで派手。しかし、低音域の量の押される事が多い。
・中音域は大きな癖は無く聞きやすい音。あえて言えば、ややあっさりした印象。
・低音域は量が多く重厚。篭った印象は無く、弾ける(?)ような音色。曲によっては低音域によって空間が揺れているような印象を受ける事もある。
・全体的に重厚な低音域が目立つが、背面が半開放状態の影響か、篭った印象は無く、中~高音域も比較的クリアに聞こえる。
・この半開放により、篭らず重厚な低音域が出ているとも言えそう←MDR-XB700なども同じ手法で低音域の量を増やしている。
・いずれにせよ、かなり個性的な音色である。
・ボーカルは男女ともにまぁまぁ。位置が遠いのは気になる点。あっさりした表現。
・サ行は少し痛い。
・ポタアン(Fiio E12)を使うと、低音域の質が変わり、さらに重厚になる。ボーカル表現は非常に良くなり、位置も近くなる。高音域の伸びも大きく改善。ポタアンの効果が大きい機種。

音質☆☆☆☆

音域のバランス
高音域☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆★
低音域☆☆☆☆☆

オススメ度☆☆☆☆
・音質はなかなか。かなり個性的。
・重厚な低音域が目立つが、背面が半開放のためか、中~高音域も比較的クリアに聞こえる。
・実質的に開放型として使う事。音漏れは多く、遮音性も低め。
・「セキュア・ループ・デザイン」は不要。耳から外れやすいインイヤーで採用するなら理解できるが、カナル型では不要。
・ポーチはもう少しだけ大きくして欲しかった。
・ポタアン使用での伸びしろが大きい。
・音圧感度、インピーダンスの数値の割には音量は取りづらい印象。
・色によって音は違うとの個人的見解。

スペック
・ドライバ口径:9mm(ダイナミック型)
・インピーダンス:32Ω
・再生周波数帯域:10Hz~20kHz
・音圧感度:118db
・コード:1.2m(Y字型、OFCツイストケーブル、ストレート型ステレオ4極ミニプラグ)
・重量:20g
・付属品:セミハードケース、イヤーチップ(シリコンタイプ・S,M,L,ロングM)
C5S Titan
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。

以下、試験運用中の表(データはC5S/Titanの物)

C5S Titan 主な特徴

・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニタ/ーDJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

C5S Titan 音の特徴

・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


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