DENON AH-D600EMのレビュー

Category: ヘッドホンレビュー  10/21 /2013 (Mon)

フジヤエービックにて33,900円で購入。



主な特徴
・色はブラックのみ。
・ケーブルは両出しで着脱可能。長さは1.3mと3mの2種類が付属。
・3mのケーブルは布巻きで、先端はステレオミニプラグ。
・1.3mのケーブルはアップル製品対応の3ボタンのリモコンマイク付。
・いずれのケーブルも、ヘッドホン側の接続はモノラルミニ×2。少し深めの位置にあるので、自作ケーブル作成時は注意。
・タッチノイズは。1.3mケーブルでは少なく、3mケーブルでは少し感じる。
・ケーブルの色はいずれも黒色。癖は付きにくい。いずれのケーブルもしなやかで扱いやすい。
・折りたたみ機構は無い。
・デザインについて、色はシンプルだが、形はアメリカ主導で作成されたので、今までのシンプルなデザインとは大きく異なる。ポータブルとして使うには、本体の厚みがある。
・耳への装着はアラウンドイヤー(耳覆い)。
・装着感は主に頭で支えるタイプ。耳への装着感は良く、側圧は普通。頭はやや重さを感じる。
・ヘッドパッドが更に厚くなったり、広くなったりすると、装着感は良くなりそう。
・重量は365g。頭で重さを感じる。 
・ヘッドバンドの長さは8段階の調整が可能。長さの余裕はややある。私は0~1段階で使用。
・音漏れはややある。音抜けの穴は見当たらない。
・遮音性はヘッドホンとしては普通。
・ナイロン製?のポーチが付属。本体を収納する際はケーブルを外すと、ケーブルへの負担が少ない。
・音場は1.3mケーブルでは上下は狭くで左右は少し広め。3mケーブルでは全体的に広め。
・音量は取りにくい。iPodなら最大音量の7.5割程度必要。

リモコンマイク機能
・アップル製品に対応。アンドロイドは対応しないはず。
・ボタンが3個のタイプ。
・機能は全てケーブル途中の棒状の部分に集約されている。
・本体から一番近い上のボタンは音量を上げるボタン。
・本体から一番遠い下のボタンは音量を下げるボタン。
・なお、押しっぱなしにしても音量は1回分しか上下しない。大きく調整したい場合は、何度も押す必要がある。
・中央のボタンを1回押すと、再生・停止( →|| ボタンと同じ)。
・中央のボタンを2回連続で押すと、次の曲へ移動( →→| ボタンと同じ)。
・中央のボタンを3回連続で押すと、曲の最初・前の曲へ移動( |←← ボタンと同じ)
・マイク用の穴は、棒状のリモコンマイク背面にある小さな穴がマイク。私は使ったことが無い。
・リモコンマイクの位置が口元に近い。おそらくはそのまま話せるようにしているのだろう。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・通販最安値は26,000円前後。
・店頭では39,800円前後が相場。
・店舗によって、価格差が大きいので注意。
・販売当初は50,000円前後が店頭価格の相場であったが、現在は1万円以上値下がりしている。

音質、音域のバランス(3mのケーブルを使用)
・音質はそこそこ。
・音域のバランスはドンシャリ傾向。
・高音域は少し硬めで少し派手だが、痛くはない。単独では伸びはかなりあるが、低音域に負ける。
・中音域は、基本的に少し遠めで落ち着いている。一部楽器が派手に聞こえる事がある。
・低音域は締まりがあり分厚い。底から湧いてくるような印象。
・全体的には低音域が中心だが、硬めな高音域も特徴的。細かい音を拾う印象は無い。
・何故かシンバルの表現が苦手。
・ボーカルは遠めで奥から聞こえ、全般的に苦手。
・サ行の痛さはほぼ無い。少し強調される程度。サ行に限らず、男性ボーカルは「み」や「き」等が強調される。
・ポタアン(Fiio E12)を使うと、全般的に底上げされる印象。

音質☆☆☆☆(やや☆☆☆☆★に近い)

音域のバランス
高音域☆☆☆☆★
中音域☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆☆


音質、音域のバランス(1.3mのケーブルを使用)
・音質はそこそこ。3mケーブルより劣る。
・音域のバランスはややドンシャリ傾向だが、低音の出方が多くなる。
・高音域の基本的な傾向は同じだが、より派手で伸びない印象。上方向に音場が狭い影響もある。
・中音域も基本的な傾向は同じだが、音が少し近くなる。また、3mケーブルよりもざらついた印象。
・低音域は相対的に量が増えた印象。
・全体的に派手になり、外向けのチューニングになっているように感じる。
・ボーカルはやや近くなる。
・サ行の痛さはあまり無い。
・ポタアン(Fiio E12)を使うと、全般的に底上げされるが、更に派手になる。

音質☆☆☆☆

高音域☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆
低音域☆☆☆☆☆


1.3mケーブルと3mケーブルについて
・基本的には3mケーブルが良い。しなやかであるが、外では使いづらいのが弱点。
・音が近い方が良い、ボーカル重視の人は1.3mケーブルを使っても良いと思う。
・すぐに分かる違いは、上方向への音場の広がり。
・いずれにせよ、iPod直挿しでは力不足である印象。
・ちなみに生産終了であるが、オヤイデのD7100/D600用リケーブルは3mケーブルを更に良くなり、かなりフラットに近づく。ただしケーブルが硬く、使い勝手は悪い。
・この事から、リケーブルすると、かなり音は変わる機種と思われる。

オススメ度☆☆☆☆
・音質自体は悪くないが、ここ最近の高解像度な機種と比較すると劣る。
・バランス的にはドンシャリ。
・2本のケーブルは傾向が異なる。まずは両方使ってみましょう。
・ケーブルは改良の余地ありだと思う。
・音漏れは少しある。遮音性は低め。大きさや厚みを見ても、やはり室内用の機種だと思う。
・iPod直挿しでは力不足。最低でもポタアンを接続したい機種。

スペック
・形式:ダイナミック/密閉型
・ドライバー:50mm(フリーエッジ ナノファイバー振動板ドライバー)
・出力音圧レベル:108dB/mW
・再生周波数帯域:5-45,000Hz
・最大入力:1800mW
・インピーダンス:25Ω
・質量(コード含まず):365g
・コード:3m/1.3m(3m:OFC、布巻き、着脱式、両出し、ストレートステレオミニプラグ。1.3m:iPhone Remote対応、着脱式、両出し、ストレートステレオミニプラグ)
・付属品:ケーブル(3m、1.3m)キャリングケース、金メッキ標準変換プラグ
AH-D600
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。

以下、試験運用中の表(データはAH-D600の物)
AH-D600 主な特徴
・各項目、高い/良いとグラフの外側に表示される。
・「音場の広さ」に関しては広いほど外側に表示されるが、モニタ/ーDJなど、用途によっては狭い方が良い場合もあり、一概にグラフ外側だから良いという訳ではない。
・「遮音性の高さ」は高いほど音を遮断する。一方で、外での使用は高い方が危険である。
・「デザイン」も関しては、あくまで個人的感覚。人によって全く違うので注意。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。

AH-D600 音の特徴
・各項目、多い/良いとグラフの外側に表示される。
・「低音域の質」は締まり/硬さがあると外側に、緩い/柔らかいと内側で表示されるが、音は好み次第なので、外側だから良い訳ではない。
・各項目とも、あくまで個人的な感覚による物であり、正確とは限らない。


Comments (0) | Trackbacks (0) | TOP

CommentForm


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

Trackback