YAMAHA EPH-100のレビュー

Category: イヤホンレビュー  10/21 /2012 (Sun)

直販サイトにて14,800円で購入。
主な特徴
・色は、「シルバー」のみ。
・個体は小さいが、ドライバーは6mmのダイナミック型ドライバ。
・ケーブルの色は黒色。長さは1.2m。Y字型コード、L字型プラグ。
・ケーブルのクセは付きやすく、やや扱いづらい。タッチノイズは多め。
・イヤーチップはシリコン製(SS、S、M、L、LL)が付属。いずれもダブルフランジ。
・装着感は良い。ややイヤーチップが硬め。
・装着方法は、通常通りケーブルを下に垂らす方法でも、耳にケーブルを回して装着する方法でも可能。
・ポーチが付属。ジャージの様な肌触りの低反発素材。内側はメッシュポケットが3つあり使いやすい。
・本体のデザインは良い。メタリック。
・音漏れは、わずかにある程度。音抜けの穴は「L・R」の表示の近くとその反対側の2箇所。電車・バスは全く問題ないレベル。図書館でもあまり問題なさそう。
・遮音性は、やや高め。特に耳にケーブルを回して装着すると、耳奥に入るため、さらに遮音性は高くなる。
・音量は、やや取りやすい。iPodなら最大音量の6.5割程度で十分。
・音場の広さはやや広め。
・L側の背面にある突起は左右の判別に便利。

新品価格情報(レビュー掲載時点で)
・新品は直販サイトのみ販売。14,800円。

音質、音域のバランス(Mサイズイヤーチップ・ケーブルを下に垂らす方法)
・音質は比較的良い。
・音域のバランスは、ほぼフラット。曲によってはドンシャリ。
・高音域は、ある程度の伸びはある。かなり鮮やかなで、ある程度の痛さも感じる。
・中音域はやや不安定。基本的には問題なく聞こえるが、時々妙に相性の悪い楽器がある。エレキギターやベースあたりか。
・低音域は、このドライバの大きさにしては、しっかりと量が出るが、やや存在感があり過ぎる感もある。やや重低音が強い。
・耳にケーブルを回して装着する方法だと、やや鮮やかさが失われる傾向にあるようだ。
・小さいドライバにしては、特に低音域は頑張っている。ただ、楽器の数が増えると辛そうに聞こえる。
・音全体に大きな弱点は無い。高音域の痛さもあるが、やはり中音域の「合う・合わない」が気になる。J-POPには、やや相性が悪い。
・楽器の数が少ないサウンドトラック系が一番得意そうに聞こえる。
・ボーカルは男女ともに問題ないが、より女性ボーカルの方が得意。
・サ行の痛さは、やや感じる。

音質☆☆☆☆

音域のバランス
高音域☆☆☆☆☆
中音域☆☆☆☆★(曲によって☆☆☆☆)
低音域☆☆☆☆☆


オススメ度☆☆☆☆
・いくつかの弱点はあるものの、致命的な弱点は無い。
・聞く音源によって、だいぶ評価が変わると思われるイヤホン。
・音漏れは少なく、遮音性も高い。そういう意味では使いやすい。
・直販のみ取り扱い。新品を店頭で試聴できる環境は無い。
・通常通りケーブルを下に垂らす方法と、耳にケーブルを回して装着する方法では、音が変わってしまうので注意。
・ダイナミック型です。

スペック
・型式:密閉ダイナミック型
・ドライバー口径:6mm
・インピーダンス:16Ω
・出力音圧レベル:104dB±3dB
・再生周波数帯域:20Hz~20kHz
・コード:1.2m(Y字型コード、L字型プラグ)
・質量:15g
・付属品:変換プラグ(3.5mm→6.3mm)、延長ケーブル(2m)、イヤピース5サイズ(SS、S、M、L、LL 各2個)、キャリングポーチ
EPH-100
メーカーサイトはこちら。
☆印の評価についてはこちらで説明します。


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Comment

はじめまして。情報の少ないイヤホンのレビューを書いて下さっていて、とても参考になります。
音質評価でRH-PM5を「かなり良い」、EPH-100(ダイナミック型)を「比較的良い」とされていますが、
音の繊細さ(解像度?)と音場の広さに関してはRH-PM5の方が上に感じますか?
このどちらかで迷っているのですが、RH-PM5自体発売からかなり経過している上、シングルBAですので今のものの評価と比べられず悩んでおります。
よろしければご意見をお聞かせください。

Posted at 02:01:35 2012/11/15 by nV

Comment

nV様
初めまして。コメントありがとうございます。

「RH-PM5」と「EPH-100」では、「音の繊細さ・音場の広さ・音質の良さ」のいずれも「RH-PM5」の方が上です。
「EPH-100」が唯一勝っているのは「低音域の量」だけと思ってください。

良く聞かれますが、「イヤホンは古くても性能が低いとは限らない」ということです。
確かに、低価格帯のイヤホンは、昔より今の方が間違いなく音質が良いでしょう。
ただし、高価格帯では昔のイヤホンでも、今のイヤホンでも、極端な差はありません。
シングルBAで最高峰の解像度を未だ持つ「ER-4S」は、その代表例でしょう。

Posted at 20:33:27 2012/11/15 by H.A

Comment

H・A様
早くもご回答をいただきありがとうございます。
「古くても性能が低いとは限らない」というのはやはりあるのですね。
EPH-100のデザインも好みでしたので、音の方はどうかと情報を集めていました。
マイナーであったり、新作であったりなどで情報の少ない製品はなかなか購入に踏み切れないものがありますね。
最近イタリアのCarotOneも初のカナル型イヤホンを出したそうですが、やはりまだ情報が少ないようです。

やはり個人的にはリアリティのある音が好みですのでRH-PM5を買える好機を眈々と待つことにします。
また機会がございましたら、貴重なご意見をお聞かせください。
それにしてもRH-PM5、高い・・

Posted at 01:12:29 2012/11/16 by nV

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